Stand up実行委員会
「Stand up vol.26 King of Rookie2024」
2024年11月17日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
▼第5試合 King of Rookie2024新人王決定戦決勝戦 -60kg契約 3分3R延長1R
●戸田龍将(TRY HARD GYM)
判定1-2 ※9-10、10-9、9-10
〇児玉侑慎(正道会館KCIEL)
※本戦は28-29、28-27、28-28
RISE Nova全日本大会Aクラス-65kg優勝で3戦2勝(1KO)1敗の19歳・戸田と、JAPAN CUP2024 一般部-65kg優勝の実績があり1戦1勝の21歳・児玉による新人王決定戦。戸田は7月の一回戦で森巧光に判定勝ち、山田洸誓の愛弟子の児玉はピプロデビュー戦となった7月の一回戦で10戦のキャリアのある細野登弘を判定で下して決勝戦につないだ。
1R、お互いに足を止めて激しく打ち合う中、児玉が強打を当ててダウンをダウンを奪う。再開後、児玉が打ち合いに行くと、戸田は右ストレートを当ててぐらつかせてテンカオも当てて削る。
2R、近距離の打ち合いとなり、リーチのある戸田がワンツーを何度も当てていき下がらせる。児玉も負けじと手数を返していくが、戸田のヒット数が上回る印象。
3R、KO狙いで前進する児玉に、戸田は左ストレート、テンカオ。児玉は打ち合いの中で右ハイをヒットも浅い。戸田も打ち合いに応じて左ストレートを当てていき、本戦はドロー。
延長R、児玉は距離を詰めて打ち合いに持ち込み、ヒット数を上げていく。勢いの落ちた戸田もパンチを返していくが押され気味。お互いに足を止めての打ち合いとなり終了のゴング。判定2-1の僅差で勝利した児玉が新人王に輝いた。マイクを握った児玉は「試合まで不安で仕方なかったのですが、周りでサポートしてくれる方や応援してくれる皆さんのおかげで今日は勝つことができました。
まだまだ無名ですが、これから上に行ってRISEのチャンピオンになるので僕のことを覚えてください」とアピールした。なお、今大会のMVPは児玉が獲得し、寺戸伸近GMより武道奨励金が授与された。
▼第4試合 -55kg契約 3分3R
〇阿部優心(TEAM TEPPEN)
TKO 3R38秒 ※レフェリーストップ
●佐野和英(A☆R KICK!)
2戦1勝1分の20歳・阿部と1戦1敗の39歳・佐野の一戦。
1R、圧力をかける佐野に、サウスポーの阿部は左ミドル、胴回し回転蹴り、左ストレート。阿部は前蹴りで突き放して左ミドル、ヒザ蹴り連打でダウンを奪う。再開後も阿部はコーナーに詰めて蹴りで追い込んでいく。
2Rも阿部が左ミドル主体の攻め。前進し続ける佐野に、阿部は左ストレートをヒットさせて連打を打ち込んでスタンディングダウンを奪った。
3R、カウンターの左ストレートをヒットさせた阿部はラッシュを仕掛けて追加のダウン奪取。再開すると、阿部がパンチラッシュを見舞ったところでレフェリーがストップした。
▼第3試合 -55kg契約 3分3R
●紺野煌人(神龍ワールドジム)
判定0-2 ※28-29、30-30、29-30
〇金山恵人(TARGET)
3戦1勝(1KO)2敗の紺野と、Stand upアマチュアAクラス優勝で1戦1敗の金山の一戦。1R、サスウポーの紺野が左ミドル出しながらプレスをかけ、金山がロー、パンチをつないで応戦。左ミドルで詰める紺野に、金山はワンツーを返していく。
2R、出入りの速い攻撃で金山が下がらせるも、紺野は左ミドル、左ストレートを返してリードを許さない。お互いにローブローが目立ち、何度か試合中断か入った。
3R、紺野は左ミドル、ローから左ストレートを出し、金山はローからパンチを返していき、最後にラッシュを仕掛ける。紺野も打ち返したところでゴング。僅差の判定で金山が勝利。
▼第2試合 -51.5kg契約 3分3R
●古波蔵信人(赤雲會)
判定0-3 ※29-30、28-30、28-30
〇山口悠真(ジムファイターズ)
6戦1勝(1KO)4敗1分の古波蔵と4戦2勝(1KO)1敗1分の山口の一戦。
1R、お互いに右ローで様子を伺う中、長身の山口がプレスを強めて上下に散らす攻めで古波蔵を下がらせる。
2R、山口は左右ミドル、前蹴り、右カーフでペースを握り、古波蔵は下がる展開。終盤には山口がテンカオをヒットさせた。
3Rも蹴りを散らしてペースを握る山口。打ち合いに持ち込んだ古波蔵が左右フックヒットも、山口はテンカオ、左ボディと手数を落とさない。山口がフルマークの判定勝ち。
▼第1試合 -51.5kg契約 3分3R
●ARUTO(グラブキックスタジオ)
判定0-3 ※27-28、26-28、26-28
〇内山朋紀(VRK GYM)
1戦1勝(1KO)のARUTOと2戦2敗の内山の一戦。
1R、左ミドル、前蹴り、右ローと蹴り中心のARUTOがアグレッシブに攻めるも、内山は左ストレートをクリーンヒットさせてダウンを奪う。内山はパンチで追い込みをかけるが、ARUTOが飛びヒザでダウンを取り返す。
2R、蹴りで距離を取るARUTOに、内山は右ローからパンチにつなぐ。ARUTOは胴回し回転蹴りも不発。終盤にはお互いに激しく打ち合って一歩も退かない。3R、プレスをかけるARUTOに、内山は右ストレートをヒット。右ローをこつこつ当てる内山はパンチにつなぎ、ARUTOもパンチで応戦。ヒット数で上回った内山が判定勝ち。