Stand up 実行委員会
「Stand up vol.9」
2022年4月17日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
▼第4試合 -70kg契約 3分3R
×青谷秋未(正道会館健明館)※第36回正道会館全日本大会-75kg準優勝
判定0-3 ※28‐30、27-29、27-29
〇小田尋久(キックボクシングジム3K)
第36回正道会館全日本大会-75kg準優勝を持ち、6戦4勝2敗の戦績を持つ青谷と、2戦2勝2KO無敗の19歳・小田の注目の一戦。
1R、青谷が左右フックを振り回しながら前進し、小田は右インロー、右ミドルを返す。お互いにゴツゴツした体格から繰り出される強打を交換し徐々にヒートアップしていく。
2R、青谷の左右フックで追い込まれる小田だが、しっかり両腕でブロックし左インローを返す。右ロー、左ミドルと小田は手数で反撃する。
3Rも押される小田はコーナーで青谷と打ち合うと右フックを浴びせてダウンを奪う。立ち上がった青谷にテンカオも効かせてさらに追い込む小田に対し、青谷も最後まで応戦し時間切れ。
ダウンを奪って激戦を制した小田が今大会のMVPを獲得し、寺戸伸近GMより受賞された。
▼第3試合 -65kg契約 3分3R
〇野口紘志(橋本プレボ)
KO 1R2分54秒
×司(スポーツジム67’s)
2020年8月のRISEでプロデビューし勝利したが、2連敗中の野口と、昨年10月のKROSS×OVERでプロデビューし2戦目で初勝利を狙う司の一戦。
1R、司は左ミドル、左ハイ、テンカオと力強い打撃で前に出るが、野口は右ストレートを当て返して巻き返す。遂に右ストレートで司からダウンを奪うと、さらにラッシュを仕掛けて右ストレートでダウンを追加した野口が見事なKO勝ちを収めた。
▼第2試合 -56.5kg契約 3分3R
〇朝日彗仁(TARGET SHIBUYA)
判定3‐0 ※30-28、30-28、30-27
×作田智大(RIKIX)
YA-MAN、常陸飛雄馬のハードパンチャーを擁するTARGET SHIBUYAの新鋭、朝日の戦績は4戦4敗と勝ち星に恵まれておらず、5戦目で初勝利を狙う。対する作田は今年2月大会でプロデビューし鬼澤佑輔(MIYABI GYM)と引き分け、今回が2戦目。
1R、左ミドル、右ロー、右ストレートの朝日に、作田は右ローから右ストレート。徐々に朝日の右ストレートが入るも、作田は打ち合いに応じて一歩も退かない。
2Rも右ストレートがヒットし始めた朝日が左ハイをクリーンヒットさせてパンチラッシュを仕掛けてダウンを奪う。その後も右ストレートからの連打で作田に追撃。
3R、作田は手数の減った朝日を追い込むが、朝日も打ち合いに応戦し譲らない。ダウンを奪った朝日が大差を付けて判定勝ちで初勝利を収めた。
▼第1試合 -63kg契約 3分3R
〇太陽(KBスポーツジム)Stand upアマチュアAクラス-65kg優勝
KO 1R2分33秒
×加藤圭太(KING BEE)※プロデビュー戦
Stand upアマチュアAクラス-65kg優勝の実績があり、昨年9月のRISEビッグマッチでプロデビューした太陽が再起戦、今回プロデビュー戦となる加藤と対戦した。
1R、序盤から激しく両者が打ち合う中、太陽が右ローからの右ストレートでダウンを奪う。立ち上がった加藤は左ミドルで突き放すが、勢いの止まらない太陽はガンガン前に出て打ち合いへ。再び距離を詰める太陽が強烈な右ストレートをクリーンヒットさせてKO勝ちしプロ初勝利を上げた。