Stand up 実行委員会
「Stand up プロフェッショナルvol.8」
2022年2月13日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
▼第5試合 -70kg契約 3分3R
×鈴木清照(ドージョー☆シャカリキ)
29‐30、28-30、28-30
〇風間大輝(橋本道場)KNOCK OUTアマチュア‐75kg優勝
11戦5勝(4KO)6敗の戦績を持つ鈴木に、今回がプロ2戦目のKNOCK OUTアマチュア‐75kg優勝者・風間が挑んだ一戦。1R、蹴りを散らして前進する鈴木に対し、風間は左ローから細かい連打につないで前進。鈴木をコーナーに詰めた風間は左ボディストレート。動きの鈍くなった鈴木に、風間はパンチラッシュで追い込むが1R終了。
2R、右ミドルの鈴木に、風間は左ミドル、左ストレートを着実に当ててペースを握る。
3R、圧をかける鈴木に対し、風間は下がりつつもワンツーから右ロー。鈴木はワンツー連打で下がらせたが、風間は右ストレートを効かせてテンカオ。一気に後退する鈴木に、風間は前進して右ストレートを再びヒットさせてKOを狙うが時間切れ。風間が判定3‐0で勝利した。
▼第4試合 -57.5kg契約 3分3R
〇松永 隆(新宿レフティージム)
KO 3R1分42秒 ※右フック
×室屋宏幸(究道会館)
3戦2勝1敗の戦績を持つ新宿レフティージムの内弟子・松永と、5戦2勝2敗1分の20歳の室屋の対決。
1R、ステップを踏みながら右ストレート、右ミドルの速い攻撃を見せる室屋に、松永は左ミドル。室屋は右ストレートをヒットさせて松永を後退させたが、打ち合いの中で松永が右フックを浴びせてダウンを奪う。ダメージを感じさせない室屋は右ストレートを打ち分けて前進し、松永も左右フックを返す。
2Rも室屋は右ストレートを強振、松永は左ミドルを返して圧力を強めながら一歩も退かない。3R、パンチのラッシュを仕掛ける室屋はKO狙いで松永を追い込むが、接近戦で松永はカウンターの右フックを浴びせて豪快にKO勝ち。
大会終了後、寺戸伸近GMより今大会のMVPに選出された。
▼第3試合 -49kg契約 3分3R
×紗彩(ドージョー☆シャカリキ)
判定0‐2 ※29‐29、29-30、29-30
〇紗耶香(格闘技スタジオBLOOM)
3戦1勝2敗の紗彩と5戦2勝3敗の紗耶香が対決した。1R、開始早々に紗彩が左フックをヒット。腰を落とした紗耶香だが、すぐに立ちパンチを強振して前進。紗耶香は紗彩をロープ際に追い込んでパンチ連打で追い込む。紗彩は前蹴りで距離を取るも、紗耶香は距離を詰めてパンチ連打。
2R、紗耶香の前進に対し、紗彩は蹴り主体の攻め。紗耶香はこのラウンドもパンチ連打で紗彩にロープを背負わせて追い込んでいく。
3R、紗彩の蹴りをもらうも、紗耶香はパンチ連打で前進。ワンツーのラッシュでKO狙いの紗耶香が最後までペースを握り、判定勝ちした。
▼第2試合 -65kg契約 3分3R
×細野登弘(新潟誠道館)JAPAN CUP2021-65kg級第三位
判定0-3 ※29‐30、28-30、28-30
〇若林澪生(チームオノリュウ)Stand upアマチュアAクラス優勝
JAPAN CUP2021-65kg級第三位、プロ戦績2戦1勝1敗の細野と、Stand upアマチュアAクラスで優勝し今回がプロ2戦目となる若林が対戦した。1R、お互いにローを出して探り合う中、若林は右ローからパンチにつないで手数で上回る。後手に回り気味の細野だが、圧力をかけていく。
2R、若林は左ミドル、右ローをこつこつ当てて前進。細野は圧力を強めるも、若林は一気にパンチとローのコンビネーションで一気に攻めて優勢を印象付けた。
3R、若林は下がりながらも左ミドル、打ち合いでもパンチで細野を下がらせて右ハイ。手数の止まらない若林に、細野は右ローからパンチにつないで応戦。終了間際には、お互いに手数を出して激しく交戦したところで終了。若林がフルマークの判定勝ちを収めた。
▼第1試合 -57kg契約 3分3R
△鬼澤佑輔(MIYABI GYM)
ドロー 判定0-1 ※29‐30、29-29、30-30
△作田智大(RIKIX)※プロデビュー戦
1戦1勝の鬼澤とプロデビュー戦の作田の一戦。
1R、鬼澤が右ローを出しながらプレスをかけ、作田は下がりながら右ロー、ワンツーを返す。作田は右ストレートを何度も強振し徐々にペースを引き寄せて鬼澤を下がらせた。
2R、鬼澤は左右ローをヒットさせて前進するのに対し、作田はこのラウンドも右ストレートで大きく突っ込むなどアグレッシブな攻め。
3R、パンチで前進する作田に、鬼澤は作田の連打を寸断させて組む作戦に出る。パンチで前に出る作田に、鬼澤は遠い距離では左右ハイ、近距離では組みにいきペースを握らせない。お互いに決定打はなく、この一戦はドローに終わった。